完璧上司は激甘主義!?
さっきまでほのぼのとしていたオフィスは一瞬でシンと静まり返り、誰もが手を動かしながらも事の行き先を気にしていた。
「あのっ……!本当に申し訳ありませんでした!!」
なにも言わない南課長に、さらに声を張り上げ謝罪する田村さん。
見ているこっちがハラハラしてしまう中、南課長は深い溜息を漏らした。
「田村さん……謝れば済むって問題じゃないってこと、もう学生じゃないんだから分かるよな?」
「……はい」
いつも通り厳しい口調の南課長に、私まで怒られている気分になる。
“もう学生じゃない”
その通りだ。それは田村さんにだけ言えることじゃない。
私も含め同期全員に言えることだ。
それにしても田村さんは、どうしてあれほどまでに南課長に怒られているのだろうか。
みんなそれぞれ大きな仕事などまだ与えられていないのに。
先ほどよりはペースダウンしながらも、書類をファイリングしながら耳を傾ける。
「自分が犯したミスについて、どう対処するべきか考えたのか?」
「――それは……」
言葉に詰まる田村さん。
どんなミスをしたか分からないけど、真っ先に謝るべきだって思っての行動なんだよね、きっと。
「あのっ……!本当に申し訳ありませんでした!!」
なにも言わない南課長に、さらに声を張り上げ謝罪する田村さん。
見ているこっちがハラハラしてしまう中、南課長は深い溜息を漏らした。
「田村さん……謝れば済むって問題じゃないってこと、もう学生じゃないんだから分かるよな?」
「……はい」
いつも通り厳しい口調の南課長に、私まで怒られている気分になる。
“もう学生じゃない”
その通りだ。それは田村さんにだけ言えることじゃない。
私も含め同期全員に言えることだ。
それにしても田村さんは、どうしてあれほどまでに南課長に怒られているのだろうか。
みんなそれぞれ大きな仕事などまだ与えられていないのに。
先ほどよりはペースダウンしながらも、書類をファイリングしながら耳を傾ける。
「自分が犯したミスについて、どう対処するべきか考えたのか?」
「――それは……」
言葉に詰まる田村さん。
どんなミスをしたか分からないけど、真っ先に謝るべきだって思っての行動なんだよね、きっと。