完璧上司は激甘主義!?
就職してから南課長の笑った顔なんて、一度も見たことがなかった。
あの日……。
初めて南課長と出会った公園で、私が就職活動中だと知ると、微笑んで励ましてくれた時以来。
もっと南課長の笑った顔や、色々な顔が見たい。
そう願ってしまうのは、南課長に恋しているから当たり前な感情。
だからさっき、田村さんが羨ましいって思っちゃった。
私も南課長に笑いかけてもらいたい。
もちろんそれはミスしてではなく、誉められて。の方がいいな。
それにミスはよくないことだけど、頭ごなしに怒るのではなく、どうするべきか促し、そしてフォローしてくれる。
そんな南課長がますます好きになっちゃったよ。
この“好き”って気持ちは、一体どこまで大きくなっていくんだろう。
少しだけドキドキしている胸元を押さえながら大きく息を吐き、気持ちを入れ替えて仕事に集中した。
「お先に失礼します」
「お疲れ様でした」
就業時間を十五分過ぎた今、少しずつ帰り支度を進める同僚達。
基本的に残業はしないがモットーの会社だけあって、毎日定時で帰る人がほとんどだ。
その中でも先頭を切って帰っていくのが、仕事量の少ない私達。
ついさっきも声を掛けて帰っていったのは、同期の中村さんだった。
あの日……。
初めて南課長と出会った公園で、私が就職活動中だと知ると、微笑んで励ましてくれた時以来。
もっと南課長の笑った顔や、色々な顔が見たい。
そう願ってしまうのは、南課長に恋しているから当たり前な感情。
だからさっき、田村さんが羨ましいって思っちゃった。
私も南課長に笑いかけてもらいたい。
もちろんそれはミスしてではなく、誉められて。の方がいいな。
それにミスはよくないことだけど、頭ごなしに怒るのではなく、どうするべきか促し、そしてフォローしてくれる。
そんな南課長がますます好きになっちゃったよ。
この“好き”って気持ちは、一体どこまで大きくなっていくんだろう。
少しだけドキドキしている胸元を押さえながら大きく息を吐き、気持ちを入れ替えて仕事に集中した。
「お先に失礼します」
「お疲れ様でした」
就業時間を十五分過ぎた今、少しずつ帰り支度を進める同僚達。
基本的に残業はしないがモットーの会社だけあって、毎日定時で帰る人がほとんどだ。
その中でも先頭を切って帰っていくのが、仕事量の少ない私達。
ついさっきも声を掛けて帰っていったのは、同期の中村さんだった。