完璧上司は激甘主義!?
「それにしても意外だったな。……あの時の就活生が新だったなんて。あの日がなかったらこうやってシューコと一緒に暮らせていないもんな」
……ん?就活生……シューコ……?
「もしかしてシューコって、あの時の子猫……ですか?」
「あぁ。飼い主が決まらなくてな。結局俺が引き取ったんだ」
「そうだったんですか」
あの時の子猫ちゃん、こんなに大きくなっちゃったんだね。
南課長に頭を撫でられて幸せそうに唸るシューコを見ていると、本当に癒される。
「あれ……ちょっと待って下さい。もしかしてシューコの名前の由来って……」
私が言いたいことが分かったのか、南課長はにっこり微笑んだ。
「就活生から譲り受けたようなものだったからな。だからシューコにしたんだ」
シューコを抱きながらどこか得意気にそう話す南課長に、つい笑ってしまった。
もしかしたらこの子はキューピットだったのかもしれない。
だってこの子が木の上で困っていなかったら、私はあの日、南課長と出会うことは出来なかったのだから。
あの日に出会っていなかったら、優しい一面を知ることが出来ずにいた。
会社でこうして上司と部下として出会っていても、私はきっと“潔癖上司”とか、“怖い”とか。
そんな印象しか持てずにいたと思う。
……ん?就活生……シューコ……?
「もしかしてシューコって、あの時の子猫……ですか?」
「あぁ。飼い主が決まらなくてな。結局俺が引き取ったんだ」
「そうだったんですか」
あの時の子猫ちゃん、こんなに大きくなっちゃったんだね。
南課長に頭を撫でられて幸せそうに唸るシューコを見ていると、本当に癒される。
「あれ……ちょっと待って下さい。もしかしてシューコの名前の由来って……」
私が言いたいことが分かったのか、南課長はにっこり微笑んだ。
「就活生から譲り受けたようなものだったからな。だからシューコにしたんだ」
シューコを抱きながらどこか得意気にそう話す南課長に、つい笑ってしまった。
もしかしたらこの子はキューピットだったのかもしれない。
だってこの子が木の上で困っていなかったら、私はあの日、南課長と出会うことは出来なかったのだから。
あの日に出会っていなかったら、優しい一面を知ることが出来ずにいた。
会社でこうして上司と部下として出会っていても、私はきっと“潔癖上司”とか、“怖い”とか。
そんな印象しか持てずにいたと思う。