完璧上司は激甘主義!?
「最悪だ……」
部長に勘違いされたままなんて困る。あの調子だときっと言いふらすに違いない。
茫然と立ち尽くしてしまっていると、ゆっくりと応接室のドアが開いた。
「あ……やっぱり新さんだ」
「大高さん!」
様子を窺うように顔を見せたのは、大高さんだった。
応接室の外にいたのが私だと分かると、大高さんは安心したように微笑んだ。
「アポなしで来てしまい、申し訳ありませんでした。どうしても新さんを驚かせたくて」
ハニカミながらそう言うと、大高さんは応接室に入るよう促してきた。
「お話は中でゆっくりお話します」
「……はい」
本当は部長の言っていたことはどういうことなのか、今すぐにでも聞きたいところだけれど、大高さんが忙しい人だということは分かっている。そんな中、わざわざ来てもらったのに失礼な態度を取るわけにはいかない。
言われるがまま応接室の中へ入ると、そこにはウエディングドレスを着たマネキンが置かれていた。
一瞬にして視線を奪われてしまう。目の前のウエディングドレスに――。
「可愛い……」
つい声が漏れてしまうと、大高さんは満足そうに笑いながらマネキンの元へと足を進める。
部長に勘違いされたままなんて困る。あの調子だときっと言いふらすに違いない。
茫然と立ち尽くしてしまっていると、ゆっくりと応接室のドアが開いた。
「あ……やっぱり新さんだ」
「大高さん!」
様子を窺うように顔を見せたのは、大高さんだった。
応接室の外にいたのが私だと分かると、大高さんは安心したように微笑んだ。
「アポなしで来てしまい、申し訳ありませんでした。どうしても新さんを驚かせたくて」
ハニカミながらそう言うと、大高さんは応接室に入るよう促してきた。
「お話は中でゆっくりお話します」
「……はい」
本当は部長の言っていたことはどういうことなのか、今すぐにでも聞きたいところだけれど、大高さんが忙しい人だということは分かっている。そんな中、わざわざ来てもらったのに失礼な態度を取るわけにはいかない。
言われるがまま応接室の中へ入ると、そこにはウエディングドレスを着たマネキンが置かれていた。
一瞬にして視線を奪われてしまう。目の前のウエディングドレスに――。
「可愛い……」
つい声が漏れてしまうと、大高さんは満足そうに笑いながらマネキンの元へと足を進める。