完璧上司は激甘主義!?
「このドレス、新さんをイメージして制作しました」
真っ白ではなくクリームがかった淡い色を基調として、バッグに大きなリボン。それと胸元には真珠が散りばめられている、なんとも可愛らしいデザイン。
とてもじゃないけれど、私には似つかないと思うのだけれど……。
「あの……どうしてお忙しいのに、制作して頂けたのですか?」
部長に聞かされた時からずっと聞きたかった。
すると大高さんはゆっくりと私の元へと近づいてきた。
「その答えは簡単です。……さっきも言いましたが、新さんに喜んで欲しかったんです」
喜んで欲しかった?
「それとまぁ……正直に言いますと、やましい気持ちが半分以上占めていたりします」
「――え?」
“やましい”という言葉に過剰に反応してしまうと、大高さんは可笑しそうにクスクスと笑い出す。
「新さんから見たら僕は諦めの悪い男かもしれませんが、このドレスを見て新さんの気持ちが少しでも揺らいでくれたら、と淡い期待を抱いています」
数センチ先で立ち止まると、目を細めて微笑んだまま私を見つめてくる。
「こうやって一緒に仕事をしてきましたが、気持ちは消えてくれそうにありません」
「大高さん……」
真っ白ではなくクリームがかった淡い色を基調として、バッグに大きなリボン。それと胸元には真珠が散りばめられている、なんとも可愛らしいデザイン。
とてもじゃないけれど、私には似つかないと思うのだけれど……。
「あの……どうしてお忙しいのに、制作して頂けたのですか?」
部長に聞かされた時からずっと聞きたかった。
すると大高さんはゆっくりと私の元へと近づいてきた。
「その答えは簡単です。……さっきも言いましたが、新さんに喜んで欲しかったんです」
喜んで欲しかった?
「それとまぁ……正直に言いますと、やましい気持ちが半分以上占めていたりします」
「――え?」
“やましい”という言葉に過剰に反応してしまうと、大高さんは可笑しそうにクスクスと笑い出す。
「新さんから見たら僕は諦めの悪い男かもしれませんが、このドレスを見て新さんの気持ちが少しでも揺らいでくれたら、と淡い期待を抱いています」
数センチ先で立ち止まると、目を細めて微笑んだまま私を見つめてくる。
「こうやって一緒に仕事をしてきましたが、気持ちは消えてくれそうにありません」
「大高さん……」