完璧上司は激甘主義!?
「是非おふたりの結婚式にそのドレスを着て下さいね」
「……えっ!?」
「もちろんカラードレスは別にしっかりと僕がデザインさせて頂きますから」
にっこり笑顔につられ、笑うしかなかった。
大高さんには私の頭の中のことなど、全て見えているようだったから。
「新さんには振られてしまいましたが、今後も是非ビジネスパートナーとしてお付き合い下さい。……まずは春のフェア成功させましょうね」
「大高さん……」
差し出された右手。
それは“これからもよろしく”を意味している。
それをお願いするのは、私の方なのにな。
どこまでも優しくて大人な大高さんに、意味も分からず涙が溢れそうになる。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
差し出された手を強く握れば、また大高さんは目を細めて笑った。
大高さんならもっと素敵な女性と出会えるはず。
私よりもずっとずっと素敵な人と――……。
お互い笑い合ったまま手を握っていると、急にドアのノック音が聞こえたと同時に、返事をする間もなくドアが開かれた。
驚きのあまり大高さんと手を握り合ったままドアの方へと視線を向けると、そこには私達同様、驚き立ち尽くす篤人さんの姿があった。
「……えっ!?」
「もちろんカラードレスは別にしっかりと僕がデザインさせて頂きますから」
にっこり笑顔につられ、笑うしかなかった。
大高さんには私の頭の中のことなど、全て見えているようだったから。
「新さんには振られてしまいましたが、今後も是非ビジネスパートナーとしてお付き合い下さい。……まずは春のフェア成功させましょうね」
「大高さん……」
差し出された右手。
それは“これからもよろしく”を意味している。
それをお願いするのは、私の方なのにな。
どこまでも優しくて大人な大高さんに、意味も分からず涙が溢れそうになる。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
差し出された手を強く握れば、また大高さんは目を細めて笑った。
大高さんならもっと素敵な女性と出会えるはず。
私よりもずっとずっと素敵な人と――……。
お互い笑い合ったまま手を握っていると、急にドアのノック音が聞こえたと同時に、返事をする間もなくドアが開かれた。
驚きのあまり大高さんと手を握り合ったままドアの方へと視線を向けると、そこには私達同様、驚き立ち尽くす篤人さんの姿があった。