完璧上司は激甘主義!?
南課長が、課長に昇進するまではそんなこと言われてなかったようだけど、南課長があまりに仕事が出来過ぎて、古臭い考えを持つ佐川部長は皆から疎遠されていったらしい。
でも私はそうは思わないんだよね。
確かに佐川部長は少し口うるさいところはあると思うけれど、根はきっといい人だと思うし、知識や経験豊富な佐川部長にしか分からないことも、きっとあると思う。
それに毎回お茶を出すと、必ず目を見て笑顔で『ありがとう』と言ってくれる。
そんな佐川部長が私はけっこう好きだったりする。
「――以上だ。では今日も一日よろしく頼む」
いつの間にかミーティングは終わりを迎え、それぞれ席に着いていく。
「やっと終わった。さて外回りだ」
欠伸をしながら席へと戻っていく斗真を軽く睨みつつも、すぐに「新さん」と声を掛けられ振り返れば、そこにはさっきまで一緒だった田村さんが立っていた。
「良かった、間に合って。ミーティング始まっても来なかったから、心配しちゃったよ」
「ごめんね、心配かけちゃって」
「ううん。じゃあまた」
「うん」
そう言うと自分の席へと戻っていく田村さん。
だけど私は周りを気にしながらも、南課長のデスクへと近づいていく。
でも私はそうは思わないんだよね。
確かに佐川部長は少し口うるさいところはあると思うけれど、根はきっといい人だと思うし、知識や経験豊富な佐川部長にしか分からないことも、きっとあると思う。
それに毎回お茶を出すと、必ず目を見て笑顔で『ありがとう』と言ってくれる。
そんな佐川部長が私はけっこう好きだったりする。
「――以上だ。では今日も一日よろしく頼む」
いつの間にかミーティングは終わりを迎え、それぞれ席に着いていく。
「やっと終わった。さて外回りだ」
欠伸をしながら席へと戻っていく斗真を軽く睨みつつも、すぐに「新さん」と声を掛けられ振り返れば、そこにはさっきまで一緒だった田村さんが立っていた。
「良かった、間に合って。ミーティング始まっても来なかったから、心配しちゃったよ」
「ごめんね、心配かけちゃって」
「ううん。じゃあまた」
「うん」
そう言うと自分の席へと戻っていく田村さん。
だけど私は周りを気にしながらも、南課長のデスクへと近づいていく。