妖とわたしの時間
わたしは、目を閉じる。

「あ~、お腹すいてきたな・・・。何か、買って帰ろっと。」

わたしは、神社の鳥居の中を入って行った。

ドクンッ。

一瞬、身体が引き離させれたような気がした。

「えっ・・・。」

何これ、身体が動かない・・・。

変な気持ち・・・。

「えっ・・・?」

わたしの目に映るものが全部、ゆがんで見える。

「・・・っく。」

わたしは、とっさにその場にひざまついた。

気持ち悪い・・・。



「あやつは、人間ではないか?」

「ほんとうだ。人間ではないか。」
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