一途な彼は俺様モンスター
学校生活
転校生は同居人
二学期に転校してきた生徒は、私の同居人でした。
「黒井くんて超かっこいいよね!」
「どこのおぼっちゃまだろ~?」
「話しかけちゃおーかなー」
「でも、寝てるよ?」
「きゃ♡かわいい寝顔」
「写メ撮っちゃお~」
「高校生なのに、黒井くんて大人っぽい♪」
「黒井の登場で、他の男子なんて比べ物になんないわー同じ人間とは思えない」
「確に~」
朝のHR後、クラスの女子たちの会話は空翔さんのことで持ちきり。
私はその会話を聞き、ツッコミたくて仕方がなかった…
空翔さん高校生じゃないし。
てゆうか、そもそも人間じゃないし…
それ知ってるのは、この教室で私とバネちゃんだけ。
空翔さんの席は私の席から少し離れた席で、先生に指定された席に座った途端、腕を組んでうつむいて寝てしまった。
寝てる・・・
うたた寝というか、爆睡じゃない?
!
すると、バネちゃんが私の席から飛んでいき、空翔さんの頭に乗る。
空翔さんに話しかけたいけど…
女子の目が気になるなぁ…
聞きたいことがいっぱいあるのに…
私はポケットに入れていたスマホを、なんとなく取り出した。
メールで聞こうかな…
でも、今寝てるしな…
「なぁ…なんか飲み物くれ」
っっ!!!!!
いつの間にか私の横には空翔さんがいて、眠そうな顔で私に手を差し出していた。
空翔さんの頭には、バネちゃんが乗っている。
クラスメイトの女子たちの視線が、一気に私に注目する。
「つ、空翔さんちょっとこっちに!」
「あ?ちょ…」
私は空翔さんの手を引っ張り、教室から逃げるように出た。
「黒井くんて超かっこいいよね!」
「どこのおぼっちゃまだろ~?」
「話しかけちゃおーかなー」
「でも、寝てるよ?」
「きゃ♡かわいい寝顔」
「写メ撮っちゃお~」
「高校生なのに、黒井くんて大人っぽい♪」
「黒井の登場で、他の男子なんて比べ物になんないわー同じ人間とは思えない」
「確に~」
朝のHR後、クラスの女子たちの会話は空翔さんのことで持ちきり。
私はその会話を聞き、ツッコミたくて仕方がなかった…
空翔さん高校生じゃないし。
てゆうか、そもそも人間じゃないし…
それ知ってるのは、この教室で私とバネちゃんだけ。
空翔さんの席は私の席から少し離れた席で、先生に指定された席に座った途端、腕を組んでうつむいて寝てしまった。
寝てる・・・
うたた寝というか、爆睡じゃない?
!
すると、バネちゃんが私の席から飛んでいき、空翔さんの頭に乗る。
空翔さんに話しかけたいけど…
女子の目が気になるなぁ…
聞きたいことがいっぱいあるのに…
私はポケットに入れていたスマホを、なんとなく取り出した。
メールで聞こうかな…
でも、今寝てるしな…
「なぁ…なんか飲み物くれ」
っっ!!!!!
いつの間にか私の横には空翔さんがいて、眠そうな顔で私に手を差し出していた。
空翔さんの頭には、バネちゃんが乗っている。
クラスメイトの女子たちの視線が、一気に私に注目する。
「つ、空翔さんちょっとこっちに!」
「あ?ちょ…」
私は空翔さんの手を引っ張り、教室から逃げるように出た。