ブンベツ【完】


だけど目が覚めた時、自分の置かれた状況に動揺を隠せなかった。


元々昨日フユちゃんの助言によって寝不足で、意識朦朧の中ここに来たわけれだけども。

午前は何時も通り椅子に座ってただけなのにも関わらず、どごでも図太いらしい私の体はお昼ご飯を食べてお腹いっぱいになり眠気に襲われた。

本気で潰しにかかってくる眠気に抗うほど人間の体は上手く出来てないと、妥協するしかないぐらい意識がスレスレだった。

そして案の定睡魔に負けて眠りに着いてから目を覚ましたのは、寝返りを打とうとした時違和感に気づいたからだった。


すんなりと身動きが出来ないことに違和感を感じて薄っすらと目を開けると。


「………ッど!!!」


目の前にあったのは気持ち良さそうに眠るカイさんの顔。

眠気は一気に飛んで行った。
寧ろ焦りさえ感じてる。

カイさんの腕に頭を預けて腰を抱かれて体が密着してる状態。

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