誘惑~初めての男は彼氏の父~
「もういや・・・」
散々私をじらすその唇と指先から逃れようと、一瞬の隙に私は背を向けた。
「我慢しなくていいよ」
私の脇腹から腰のラインを撫でるように触れながら、和仁さんは告げた。
「もっと声を聞かせて・・・。他に誰もいないんだから」
再び体の向きを変えられた。
暗闇に慣れてきた目が、和仁さんの綺麗な顔を映し出す。
「そろそろ・・・いい?」
「・・・」
私は何も答えなかった。
無言がYesの合図のつもりだった。
けれど・・・。
「必要とされていないのは寂しいな・・・」
急にその手の動きが止まった。
「何も求められていないのに、強引にしているようで。これじゃ襲っているみたいだよね・・・」
あと一歩というところで突然やめられたので、私は戸惑った。
「なんかむなしいんだよね」
和仁さんは私から、完全に体を離した。
「待って」
そんなの演技だと十分に承知しているのにもかかわらず。
私は和仁さんの腕を掴んだ。
散々私をじらすその唇と指先から逃れようと、一瞬の隙に私は背を向けた。
「我慢しなくていいよ」
私の脇腹から腰のラインを撫でるように触れながら、和仁さんは告げた。
「もっと声を聞かせて・・・。他に誰もいないんだから」
再び体の向きを変えられた。
暗闇に慣れてきた目が、和仁さんの綺麗な顔を映し出す。
「そろそろ・・・いい?」
「・・・」
私は何も答えなかった。
無言がYesの合図のつもりだった。
けれど・・・。
「必要とされていないのは寂しいな・・・」
急にその手の動きが止まった。
「何も求められていないのに、強引にしているようで。これじゃ襲っているみたいだよね・・・」
あと一歩というところで突然やめられたので、私は戸惑った。
「なんかむなしいんだよね」
和仁さんは私から、完全に体を離した。
「待って」
そんなの演技だと十分に承知しているのにもかかわらず。
私は和仁さんの腕を掴んだ。