JOKER
ということは、ここは柳田組の屋敷の中ということになる。


ここに居れば、必ずアイツに会える。


そして、アイツの情報も掴める。


「なら、なんだよ」

「怪我が治るまで、ここに置いて」

「は?」


銀司は、眉を細める。


「こんな怪我して家に帰ったら、みんな何が合ったのか知りたがるだろうな。そんなことになったら、あたし余計なこと話しちゃうかも?」

「チッ。、、、怪我が、治るまでだからな」


どうやら、銀司はあたしのことを、ここに置いてくれるようだ。


「もちろん。、、、あたしはちゃんと、約束を守る女よ?」

「ホント、タチが悪い女だぜ」

「良い意味として、受け取っておくわ」


銀司はもう1度チッと舌打ちをし、煙草を吸いだした。

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