私の彼氏はおデブさん
「ダメ!見ちゃダメ!」


「何で?」


「何ででも!」




不思議そうにする玉川君の手を振り払うと、私は後ろへ後退りした。




そんな私を深く追求せず、玉川君は言う。






「橘。良かったら、今日の放課後デートしない?」


「デート?」


「俺、まだ多分信用されてないだろうし、今までの事お詫びもかねて挽回させて?告白の答えはそれからで良いから」


「いやでも……」


「お願いします!!」





深々と頭を下げながら手を震わせる玉川君を見たら、断る事が出来なかった。



本気で告白するのって勇気がいるし。




一回だけなら……。





「うん。良いよ」





そう答えると、玉川君が即顔を上げて笑ってみせる。



その笑顔はキラキラと輝いていて、本当に今までの玉川君じゃないみたいだった。
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