私の彼氏はおデブさん
告白の返事も、早く付き合えないって言わないと……。







「痩せたからって、自信がつくわけじゃないし。欲しい物が手に入らないと、自信がないのは太ってた時のままだ」



「あ?藤崎の欲しい物って何?」






私の渡したハンカチで鼻水を拭きながら相沢さんが尋ねると、藤崎君は真剣な目でじっと相沢さんを見つめた。




すると相沢さんはだんだん頬を赤くする。






「えっ、ちょっと……私?む、無理だしぃ〜、私、まだ青ちゃんの事忘れられないしぃ〜、やだぁ〜、もう〜」



「お前じゃない」






くねくねと体を動かす相沢さんに向かって、藤崎君ははっきりと断言した。




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