秘密が始まっちゃいました。
そう言えば、さいたま営業所の同期・美奈子からもメールがきてた。


『荒神さんをめぐるライバルがついに本社に異動!要注意!日冴ファイト!』


という謎のテンションのメールが……。
ライバルってアナタ?荒神さんをめぐるってこと?
いつからそういうノリになってたんだい。

芳野さんも、どうやら三角関係的な思惑があるようで、ニヤニヤしている。


「これからは荒神さんへのガードがきつくなるわよ~。頑張ってねぇ」


「何を頑張るのかわかんないです。いいじゃないですか、アシスタントってことは営業事務の女子社員が増えたってことでしょ?荒神さんのサポートが湯沢さんと楠木さんだけじゃ、二人がかわいそうですもん」


私は答えたけれど、なんだか過剰にツンツンして響かなかったか気になる。
過剰反応すれば「気にしてる」ってことになっちゃうもんね。

すると横から平野部長が顔を出した。


「望月くん、申し訳ないんだけど、また一販課に行ってきてもらえないかな?」

< 150 / 354 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop