秘密が始まっちゃいました。
私は戸惑いながら、そのカップルごっこに参加してみる。
だって、バカらしいと拒否することはできるけど、彼に名前で呼ばれるのが心地好すぎる。
今だけ、私もこの妙な遊びに付き合ってみたい。
「……えと、うん。服とか見たいし、新宿まで出よっか」
「いいよ。俺もイセタンのメンズ館でスーツ見たかったし」
「あ、それなら私が見立ててあげるよ。ランチは行きたいお店があるんだけど、いいかな」
「その後はうちに来いよ」
荒神さんが決定事項のようにはっきり言った。
右手が私の左頬に移動する。
手のひらが吸い付くように私の頬に密着する。
「え、薫の……うち?」
「うん、来週は忙しくて平日は会えそうもないから、その前にたっぷり二人っきりで過ごしておきたいんだ」
荒神さんが目を細めて言う。
セクシーだって皆が言う二重の瞳。わずかに赤さが残るのが、私の心を震わせる。
彼のワイルドな口元が笑みの形に引かれる。覗いた歯と舌に心臓が爆発しそうに鳴り響いた。
だって、バカらしいと拒否することはできるけど、彼に名前で呼ばれるのが心地好すぎる。
今だけ、私もこの妙な遊びに付き合ってみたい。
「……えと、うん。服とか見たいし、新宿まで出よっか」
「いいよ。俺もイセタンのメンズ館でスーツ見たかったし」
「あ、それなら私が見立ててあげるよ。ランチは行きたいお店があるんだけど、いいかな」
「その後はうちに来いよ」
荒神さんが決定事項のようにはっきり言った。
右手が私の左頬に移動する。
手のひらが吸い付くように私の頬に密着する。
「え、薫の……うち?」
「うん、来週は忙しくて平日は会えそうもないから、その前にたっぷり二人っきりで過ごしておきたいんだ」
荒神さんが目を細めて言う。
セクシーだって皆が言う二重の瞳。わずかに赤さが残るのが、私の心を震わせる。
彼のワイルドな口元が笑みの形に引かれる。覗いた歯と舌に心臓が爆発しそうに鳴り響いた。