秘密が始まっちゃいました。
同時に頭の奥で冷静に考えてしまう。
しまった!今日ってば、着物用にフルカップのベージュのブラジャーなんか着けてきちゃったよ。
全然可愛くない、ホールド重視のやつ!

考えてみたらショーツもスポーツタイプの女子用ボクサーだ。
上下バラバラな上、全然、色気ないじゃん!
ああ!こんなことになるんだったら、勝負に使ったことのない勝負下着(白の可愛いヤツ)を着てくるんだった!


しかし、荒神さんはまったく気にしていない様子だ。
右手が私の左胸を包む。そのまま、突起をブラジャーの上から撫でられ、私は再び息を詰めた。


「日冴、声出せよ。我慢すると苦しいぞ」


荒神さんがかすれた声でささやく。
間近で見る荒神さんの顔は悪戯でもするように嬉しそうだ。
そして、極上にカッコいい。


「お……おかまいなく……」


弾む息の間で必死に答えを絞り出す。
私が平静を保とうとしているのが面白くないらしく、荒神さんの悪戯な手が胸の突起を転がすようにしごいた。
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