秘密が始まっちゃいました。
荒神さんがまるでお仕置きといわんばかりに、その部分に歯を立てた。
私はビクッと身体を揺らし、耐え切れずかすかな声を漏らす。


「感度は悪くないからな。そっちの方が女子力高いぞ」


女子力ってさぁ……。
しゃあしゃあと言いながら、私の胸を舌と唇でなぶる荒神さん。
私は見下ろす形で睨んでみたものの、どんどん力が抜けていく。


「荒神さん……私……シャワー浴びたいです」


「いいじゃん、そんなの」


「よ……くないです。着物で走っちゃったし、……汗の匂いしちゃうと……」


「俺はその方が興奮するけど」


さらっと動物的なことを言って、荒神さんが一瞬考える素振りを見せた。
それから、急に抱擁を解いたかと思うと、乱れたままの私をお姫様抱っこで抱き上げた。


「きゃぁっ!ちょっと荒神さん!」


いきなりの行動に私は悲鳴をあげる。こんな時まで、何をしでかすかわかんない人だ。


「シャワー、一緒に浴びよう」


「いいっ!?一緒!?」


私の驚愕の声なんか完全無視で、荒神さんはバスルームに向かって歩いていく。
一緒にシャワーとか!!
ちょっと最初っから刺激が強すぎるってば!



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