秘密が始まっちゃいました。
「こうがみさん……あの!私っ!~~~ッ!」


言葉を続けられないほど間断なく加えられる責め苦に私は唇を噛んだ。
荒神さんは最高に艶っぽい表情で私を観察している。
あの泣き虫はどこに行ったんだってくらい。

私が漏らす声に荒神さんの愛撫はどんどん激しくなる。
下を攻め立てられ、腰がくだけそう。もう、奥がしびれて立っていられない。
荒神さんの身体にすがりつくようにしながら、彼の指の動きに耐える。


「んっ……はぁっ……」


「日冴、そろそろ我慢できない。手ぇ、壁について」


荒神さんが私の耳にキスをして、熱い声音でささやく。
彼の中心の質量が変わっていることには気付いていた。

後ろからするってことだよね。
でも、私……。


「荒神さん……、私っ……結構久しぶりで……」


喘ぐ合間に必死で彼に訴える。
彼の舌も指も休まないから、喋るのは大変だ。


「あの……できれば……ああっ!」


「なに?後ろからはヤダ?」


荒神さんが私の右脚を抱えあげた。それなら前から?とでもいうように私の腰を抱き、下腹部を密着させる。指は全然休んでくれない。
その性急さ。我慢できないっていうのはたぶん本当。
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