太陽のあいつ《完結》
部室の前に、
ちょうど良いタイミングでアツシを発見した。


何か必死な顔をしながら、
ベンチに座りケータイのメールを打っている。


話しかけても大丈夫だろうか…
そんな風に思わせる表情だ。



「…アツシ?」



俺の存在に気付き、
ハッとした表情で見つめるアツシ。



「あ…どうした?」



急いでケータイを閉じ、
ポケットに閉まった。



もしかして…
彼女とメールしていたのかな…。



そう思うと胸が締め付けられた。



アツシにだって、
彼女がいて当たり前だ。


こんなにカッコ良いんだし。
女が放っておかないよ…。
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