心も、とろけるほど愛して
「あの・・・何か?」
下に向けていた顔をつま先から上へとずらす。
「今夜...時間は取れるか?」
「は、はい?」
「兎に角、時間を空けとけ」
私は、社長がエレベータに乗るのを確認すると椅子に座り背伸びをしてから壁にかけてある時計に視線を向けた。
お昼になる、美菜にメールして一緒にランチでも食べよう、そう思った。
「え社長とそんな関係になってたの?」
「ちょっと、美菜声大きい」