心も、とろけるほど愛して
「な、なんで、そこに?」
「良いから、おいで」
心臓がドクンドクンと鳴り今にも呼吸困難になりそう。
「少しだけです・・・」
肩に掛けた鞄を側にあるアンティークテーブルの上に置き
社長の座っているソファーの横にちょこんと腰を下ろした。
「そんな緊張するな、もっとこっちへ来い」
ひゃぁっ?
社長は、隣に座る私を軽く持ち上げ自分の膝の間に座らせた。
「・・・良い香りがするな」
指先が私の髪に触れ息が首筋にかかって...