心も、とろけるほど愛して
『ん...もしもし?』
『うり、起きたか、大丈夫か?』
『うんん...大丈夫だと思う...』
蓮の声が聞える度、後頭部に鈍い音が響く。
『昨日、何回か電話かかって来て出るとベロンベロンでロレツ回ってなかったし』
蓮に何回も電話してたんだ?
『もう大丈夫、家に居るから』
『それならいんだ、早く起きろよ会社遅れるぞ!!』
蓮は、いつものように私の心配をして電話を切った。
えっとシャワーでも浴びて会社へ行こう。