心も、とろけるほど愛して
「どちら様ですか?」
「七瀬です」
「少々お待ち下さい」
受付のスタッフはカウンター下にある受話器を取ると電話をする。
ドキドキして来た。
どんな女性が待ってるの?
声の感じだと上品で賢そうな声だった。
「七瀬様、神谷様は、707室でお待ちしてます、正面のエレベーターから、お上がり下さい」
受付にお礼を言うとフロントから正面のエレベーターを見つめ足を進めると7階へと続くボタンを連打し上へと昇る。