双子姉妹の胸キュン恋愛道!



「ねぇ、今度。」



水をやりながら元樹が話し出す。



「もし良かったら植物園に行かない?」



「えっ!?」



「いや、花が好きならどうかな、って。」



「い、いや…。」



返答に迷っている初音を見て元樹が苦笑いを浮かべた。



「ごめん。嫌だったね。」



違う、そのイヤ、のつもりで言ったんじゃないんだけど…。



「植物園の事は忘れて。明日も水やりに来てよ。」



「う、うん…。」


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