白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
「その所為でかはわからんが、あれもひねっくれていてなあ。友達というのは雅風くんが初めてだ」
「友達……? ですか?」
俺と壱星が?
そう言えばさっきも友人どうのって……。
「うん。そういう呼び方が嫌なら、他には何と呼ぼうかの」
滝篠教授は楽しそうだった。
沈んでいたのが一転、声がうきうきしている。
……わざと、そうしてくれたんだろう。
俺が、か……。
「教授」