白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
「わー、ふーおにいちゃんおっきくなったねえ、かっこいいねえ!」
「儚は女の子らしくなったなあ。姉貴と違って」
「どういう意味だコラァ!」
スパーンッと小気味いい超痛い音を立てて今度は肩を叩かれた。
肩だったのでさっきよりは痛くない。
「おねえちゃんは男らしいよね。私の理想の男性像だよ」
「お、わかってんじゃん儚。刹那はいつでもカッコいいんだよ。俺もずっと男だと思ってた」
「てめえらすげえ勢いで私を侮辱してるよなあ?」
刹那が手をわなわなさせている。
髪が逆立ちそうだ。
メドューサか。
いや、それは女の化け物だったか。
じゃあ違うな。スーパーなサイヤの人か。