恋じゃなくてもイイですか?


そういえば、結構飲まされてたかもな。


数時間前を振り返る。


暫くみんなと会えないからとはめが外れたのかな。


桐生くんの新しい一面を見た気がする。


「やっぱり、1人で帰れるか心配なので、僕、桐生くんを送って来ます。桐生くんちって最寄り駅からちょっと離れてますし、異国へ旅立つ前に怪我したら大変ですし」


ふらふらとその場でステップを踏み出した桐生くんの肩を支えながら、ハルニレは提案する。


確かに、心配なくらい酔っている。


「そうだね、それがいいと思う」とハルニレの意見に賛成した。


「奏ちゃんは1人きりで帰る事になりますが、すみません。帰り道が怖かったら、すぐに電話して下さいね」


「まだそんなに遅い時間じゃないし、大丈夫だよ。心配ありがとう。でも、ハルニレくんはどうするの?桐生くんを送って行って、また帰って来るんじゃ、終電ギリギリになっちゃうんじゃない?」


まぁ、そしたら、桐生くんちに泊まってくればいい話なのだけど。


ハルニレにゲイ疑惑があるだけに、2人は何ともないよね?と変に勘ぐってしまう。





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