そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜
「そうなんだ。じゃあ父さん、ありがとう。」



「おう、じゃあまたな。元気にしてろよ。」



その会話はまるで、一生のお別れみたいだ。


まさか今日のこれで終わりでお見送りとかしないつもりなの…⁉︎



「だっ、ダメだよ!ちゃんとお見送りしなくちゃ!」



あ…、と言ってから気づく。


い、イケメンになんて上から目線なことを言ってるんだ私のばかあぁああ!



「…男同士はクールなんだよ。」




うわあぁ!と頭を抱えていると、降ってきたその声は。



さっきとトーンが違う。




低くて怖い男の人みたい。




「あっ…、そう、なんだ……。」



思わずその気迫に負け、顔を俯かせた。
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