そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜
真っ直ぐと見つめられた結城くんの瞳から
目が逸らせられない。



…私は、この人にかなわない。




「…ん、反抗しなくなったな。とうとう覚悟を決めたのか?」




ああ、もうだめだ…!



ぎゅっと目をつぶり
拳を握りしめたその瞬間




────ピーンポーン





「…チッ」



た、助かった…。




確かに鳴った、玄関のベル。





お母さんが、帰ってきたんだ!






安心したせいか
身体から力が抜ける。




「あーあ、お楽しみはこれからだったっつーのに。」



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