涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜
イスから立ち上がって、夏希の腕をひいて、ベッドに座らせる。
「怜…?」
その肩を、やんわりと押して、ベッドに押し倒す。
「ちょ…!?」
一気に青くなった夏希の髪の毛を撫でて、おでこに俺の唇を近づけた。
このまま、抱いてしまおうか。
…いや、ダメだ。
強張る身体を感じとって、小さく苦笑いをした。
「怜…ダメ、だよ?」
ーーチュ
「んー…?何が?」
ねえ、ドキドキしてる?
俺を男として、理解してる?
そっと唇をおでこから離して、夏希のソレに近付けた…