悪魔な秘密の巫女男子
スーラは音もなくふわりと浮かび上がり
静かにすぃーーっと 空を前進した。
おっと。
スーラの背中?にバランスを取りながら
落ちないようにしがみつく。
そして、
この世界を改めて
空から見渡す。
切り立った崖。
広がる森。
あ、村かな?
ビルとかはないが
塔や立派な屋敷はちらほら。
「・・アサヒ様。そろそろつきますよ?」
「まさか、あそこ?」
前に、大きな光を放つ町が見えてきた。
町全体が輝いているような
ぼんやり 白い霧がかかっているような
そんな雰囲気だ。
「なぁ、水の守護師さん。
あの町に、王がいるのか?」
「・・はい。というか、アサヒ様。言葉づかい。」
「あ。わ、わかりました、ですわ。」
むぅっと眉間にしわを寄せて睨まれてしまった。
あー、頑張るよ。