悪魔な秘密の巫女男子

スーラは音もなくふわりと浮かび上がり
静かにすぃーーっと 空を前進した。


おっと。

スーラの背中?にバランスを取りながら
落ちないようにしがみつく。


そして、
この世界を改めて
空から見渡す。


切り立った崖。
広がる森。

あ、村かな?

ビルとかはないが
塔や立派な屋敷はちらほら。




「・・アサヒ様。そろそろつきますよ?」
「まさか、あそこ?」



前に、大きな光を放つ町が見えてきた。

町全体が輝いているような
ぼんやり 白い霧がかかっているような
そんな雰囲気だ。



「なぁ、水の守護師さん。
 あの町に、王がいるのか?」

「・・はい。というか、アサヒ様。言葉づかい。」

「あ。わ、わかりました、ですわ。」

むぅっと眉間にしわを寄せて睨まれてしまった。

あー、頑張るよ。

< 39 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop