愛されオーラに包まれて
「自分が出版社で働いているんだから、そこはネットワークを生かさなきゃ。で、その子、何て名前なの?」
『神戸由依(カンベ ユイ)ちゃんって名前なんだけど』
え?カンベユイさん?
それなら、調べる必要なくない?
「おい、お前、神戸さん知らないのかよ」
『知らないのかよ、って、今私から由依の名前を出したのに、どういうことよ』
「あ、ごめん。神戸さんの書店員としての知名度を知らないのかよ、ってこと。神戸さんは今は店舗にはいなくて、営業本部のイベント担当だよ」
神戸さんは、俺たちや促進局の人たちもお世話になっている、サイン会やトークショーを行う時の生き字引だ。
その神戸さんが、遥香の高校の同級生だったのか。
『そ、そうなの?』
「そうか、遥香が営業局に来てから、そう言えばわかば堂書店でイベントやってなかったな」
俺は思った。
今度の【B-Femme】創刊時のデモ販売は、間違いなくわかば堂書店でもやる。
そこに、神戸さんも来るように店長にお願いしよう。
そしてそこにまずは、遥香を送り込んでみようと、ひそかに考えた。
『神戸由依(カンベ ユイ)ちゃんって名前なんだけど』
え?カンベユイさん?
それなら、調べる必要なくない?
「おい、お前、神戸さん知らないのかよ」
『知らないのかよ、って、今私から由依の名前を出したのに、どういうことよ』
「あ、ごめん。神戸さんの書店員としての知名度を知らないのかよ、ってこと。神戸さんは今は店舗にはいなくて、営業本部のイベント担当だよ」
神戸さんは、俺たちや促進局の人たちもお世話になっている、サイン会やトークショーを行う時の生き字引だ。
その神戸さんが、遥香の高校の同級生だったのか。
『そ、そうなの?』
「そうか、遥香が営業局に来てから、そう言えばわかば堂書店でイベントやってなかったな」
俺は思った。
今度の【B-Femme】創刊時のデモ販売は、間違いなくわかば堂書店でもやる。
そこに、神戸さんも来るように店長にお願いしよう。
そしてそこにまずは、遥香を送り込んでみようと、ひそかに考えた。