愛されオーラに包まれて
『でも、局長の言う通り、俺はずっと遥香に引っ付いてるから』
「引っ付くって、どの程度?」
『この程度』

と、私をお姫様抱っこをしてベッドに運び、そのまま背中から抱き締められた。

「こんなに引っ付くの?」
『局長はお前が嫌がるくらいに、って言ってたんだぞ。上司の命令は絶対だから』

と、自分の左足を私の足の上に乗せて、さらに密着させた。

「泰河」
『ん?』
「ありがとう。私、泰河がいなかったら、心が折れていたよ」

すると、泰河は自分の左手を私の頭の上に乗せて、撫でた。

『礼を言うなら、こっちだよ。創刊までの間、おかげであれから完璧にこなせたわけだし。ありがとう、遥香』
「どういたしまして」

泰河から、寝息が聞こえてきた。
疲れてたんだろうな。

週末、ゆっくり過ごそう。

暖かいな、泰河の体。
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