愛されオーラに包まれて
『激しすぎる・・・』

遥香は息も絶え絶えになった状態で俺に伝えた。

「ごめん。でも、俺という男に満たされた状態で式に挑んでもらいたかったんだ」
『私も・・・私で満たされた泰河と、牧師さんの前で誓いたいと思ったから、いいの』
「さ、寝よう」

夜が明ければ、遥香は8時入り。
少し寝ておかないと、後で"寝不足で目の下にクマが出来た"とか"肌荒れが酷くなった"と俺のせいにして怒られちゃうからね。

おやすみ、奥さん。

俺は遥香の頭を撫でつつ、一緒に眠りに落ちた。
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