ストーンメルテッド ～失われた力～

あとがき

　私の頭の中で、思い描いていた世界観をそのまま表現した作品である。神のおつげ、もし神がいるなら、そのような言葉ならよく、小説や映画などで出て来る。しかし、世界観を全て、神の世界とした作品とはなかなか多少の様に感じた。その為、私は、これを一つの形の作品として書く事にしたのである。


･名前の由来について

エンデュ…エンデュミオンを略した名。

セレネ…ギリシア神話の月の女神セレネ(セレーネ)をそのまま採用した。なお、セレネは、神話でエンデュミオンとの恋物語は有名である。

ナキア…ルシファーの配下の一人である悪魔、サタナキアから名をとった。

ラピス…夜空の色をラピスラズリとも言う事から、名をとった。夜の神であるため、考えた名である。

クラ…日本神話の闇の神、闇御津羽神(クラミツハノカミ)から名をとった。

Mr.ハット…大きな帽子を被っていることから。

アスハ…日本の屋敷の神、アスハノミコトを略した名。

アネモイ国…ゼファーを含めた、風の神々の事をアネモイと呼ぶ事から。

尊の国…日本神話に登場する神々は、○○ノミコトという名の神が多い事から。


･人物について

人間として、登場した三人は私の分身として作り上げた。黒川 隼人には、虐め。高松 理子には、対人恐怖症を。横山 翔には、身動きのとれない環境を。それぞれに与えた。

実際、私はそれらを体験したのである。

もしも、信じれる誰かに出会っていれば、彼らのように辛くとも笑っていられたかもしれない。そんな、思いを込めて私は三人を作った。


尚、ストーンメルテッドはシリーズ作品として制作しています。