声をくれた君に


「知らない道を
手探り歩いて
やっと見つけた夢は
やれるかわからなくて

見る先だけは
いつだって輝いて
眩しさに負けてずっと
下を向いていた

でもね気づいたんだ
叶わないかどうかは
いつも私が決めること
運命なんて変えてみせる

好きで 大好きで
それだけの気持ちが
ちっぽけな私を
強くしてくれたの
ねえ 大好きな
ココロは誰にも
負けないよ
きっと夢のまま
終わらせたりしないから

好きで 大好きで
それだけの気持ちで
ちっぽけな私を
強くしてみせるよ
ねえ 大好きな
ココロを誰かに
伝えたくて
きっとこの声を
君に届けるから」

歌い終わると

悠梓くんは私を優しく抱きしめてくれた。

「悠梓くん…?」

「なんか、わかんねーけど

あんたの声も、言葉も、音も

やっぱり俺に響くんだ…

あの時だって、今だって、いつだって

あんたの声が俺の心を動かしてる」

(嬉しい…

ううん、それ以上だ…)

自分の声が、言葉が、音が

誰かの心を動かしてる

大好きな人の心を動かしてる

(やっぱり、歌うことが好きだ、大好きだ!)

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