偽りの姫…本気の恋
「千尋ちゃん…とりあえず
俺の部屋で話せる?
それとも…外がいいなら…」

「お、お邪魔します…」

「修兄…やばっ、緊張してんの?」

「そんな訳ないだろっ!
ついて来るなよ…維澄」

大きな玄関に入ると…

" お帰りなさい!お疲れ様です!!"

ヒィッ、、ーーー!


ズラッと並ぶ人たち…は勿論、
ヤクザだよね?
強面の人だらけ…だし、、
しかも、腰はおれてても
顔はこっち向いてる…し

なんか…足が前に出ないカモ…

「お前達…怖いよ顔が
千尋を見過ぎなんだって…
俺の部屋に飲み物と軽い食事の
用意を頼む」

「はいっ、わかりました!
修二坊ちゃん。
すぐに…用意します」

「僕はリビングにいるから
何かあったら呼んで?」

「維澄さん食事の方は?」

「僕はいらないよ」

「じゃあ、修二坊ちゃんの好物を…」

「夜分にお邪魔してすみません」

やっと口と足が動いた…良かった〜

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