。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅴ・*・。。*・。



「俺はあんたが思うほどかっこええ男でもないし、優しい男ちゃう。


けどな―――……


形だけやけど―――それ以上のもんきっと返せんと思うけど


一結がよければ――――――俺たち」









付き合わへん






最後の言葉は今度はあたしが奪ってやった。今度はあたしからキス―――


ずっと聞きたかった言葉。


ずっと欲しかったもの。


響輔





響輔










響輔――――







それがたとえどんな形であろうと、どんなきっかけだろうと、あたしたち―――、一歩進めたと思っていいの……





あたしは唇を離すと、今度は響輔があたしの頭を再び抱き寄せ、響輔から再びキス。


あたしは必死にその腕に縋った―――










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