この恋のとろける温もりを感じたい
背中越しにビンビン伝わる視線が痛いのは少し引け目を感じたからなのか
何となく申し訳ない気持ちで胸はズキっとしていた――...。
桃也さん、私に気づいていなかった。
やっぱり、さっきの声は感違いだったんだ。
桃也さんが女の人と居るだけでこんな辛い気持ちになるなんて、もし誰かと抱き合っている所を見たら...
きっと、もっと苦しくて息が出来なくなっちゃうかもしれない...
そう思いつつ溜め息、混じりに千鳥足でゆっくり歩を進めた。