この恋のとろける温もりを感じたい


「又明日、迎えに来るから今日はゆっくり近所を案内してもらってね蘭花ちゃん」


「はい、又明日です」


瑞希さんは窓越しからそう言って手を振ると車を反転させ帰って行った。




「蘭花、少し坂を登るけど歩けるかな?」


荷物を持った桃也さんは私を見つめると100㍍先上を人差し指を伸ばした。


「はい」


桃也さんの背中を見つめながら後を追う。


緩い坂だけど歩くとなると結構苦しい。こんな時にヒールなんて履いてくるもんじゃないと思う。



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