この恋のとろける温もりを感じたい
桃也さんの足取りは軽く沢山荷物を持っているのに平気な顔
いつもこんなに重たい荷物を持って登るのかな?
それより今から行く場所は桃也さんのおじい様が住んでいる家。
気を引き締め、桃也さんの恥のないようにしないと。
ダラリとした手をぐっと握り緩い坂を登りきると目の前には、ヒラヒラと桜の花びらが雪のように舞っていた。
・・・綺麗
見た瞬間、目を奪われ登りきった疲れさえ忘れるくらい。
「蘭花...」
「はい」
ずっと見ていたい、こんな綺麗に咲いている桜を見るのは初めてで