この恋のとろける温もりを感じたい


そして窓から見えるのは枝垂れ桜の舞い。


桃也さんがもっと良いもの見せてくれるって...


言葉が詰まりそうになった。


「僕の部屋から見える桜は最高だろ」



私は、桃也さんの手を離すと窓に近づき


枝垂れ桜が風と共に揺れる姿を肌で感じた――...。



揺れる枝垂れ桜に目を奪われる。


「蘭花...」


桃也さんは、背中越しから手を回し私の首筋辺りに顔を寄せた。


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