この恋のとろける温もりを感じたい
「蘭花...行こうか」
「はい」
「おじいさん...蘭花には僕が居ます、だから貰ってやってください」
桃也さんは、分かってくれていた。きっと同じ立場なら同じ事を言うかもしれない。
「蘭花さん...貰っても良いのですか?ありがとう...」
そう言うと、おじい様は絵を優しく抱きしめ椅子に座りゆっくりと目を閉じた。
50年前の事を思い出しているのかな...?
本当に涙なしでは語れないほどの、恋物語り...
もし、おじい様と同じような運命が私に起きたとしたら...