この恋のとろける温もりを感じたい
「綺麗...」
「蘭花、京都に来たのは初めてって言ってたよねもっと他にも桜の名所はあるのだけど僕にとってここは想い出の場所なんだ」
私と桃也さんは、実家から15分くらい歩き川沿いにある桜を見に来ていた。
「どんな想い出なの...」
「内緒だよ」
「内緒って...」
桃也さんのイジワル...それなら初めから言わなくてもいいのに、そんな事言われれば尚更気になっちゃう。
「もっとこっちの方へ歩こうか?」
そう桃也さんは、言うと私の手を掴み歩き出す。
するといい香りが漂って来て足を緩めた。