この恋のとろける温もりを感じたい
「べ、別に気にしてません」
「そうなの?」
瑞希さんは、お抹茶を手に持ちじっと見つめるから見透かされたようで嘘がつけなくなる。
そ、そんな事より、せっかく瑞希さんと2人っきりなれたんだから桃也さんの絵の事を聞いてみたい。
「あの...桃也さんの...絵の事聞きたいんです」
「え、その話まだ聞いてなかったの?」と瑞希さんは驚きながら話を始めた。
すると桃也さんの見え隠れする部分が、やっと分かってきた。
「絵を教えていた生徒さんが帰宅途中に?」