この恋のとろける温もりを感じたい
桃也さんは、そう言うと手に持っていた美味しそうな豆腐をカゴに入れ
チラリ私を伺いながら今度は、野菜コーナーへ歩き出した。
そうだったんだ。
ゆう鶴さんとのキスは不意をつかれて触れちゃったんだ。
でも、そんな事より私は、もっと他の事が知りたいです――...。
買い物を済ませ瑞希さんの車で家に着くと桃也さんは荷物を持って坂を上って行く。
「桃也さん運びます」
「大丈夫、ヒール履いてるし大切な蘭花を疲れさせたら後が怖そうだ」