この恋のとろける温もりを感じたい
桃也さんは、ニカっと笑いながら両手に荷物を持ちどんどん歩く。
私と瑞希さんは京都の銘酒を手に持ち
「蘭花ちゃん...買い物の時、桃也さんの雰囲気どうだった?」と聞かれ
瑞希さんは、お酒を買いに行くと言って違う場所に居たから知らない。
でも大した話をしていないから
「えっと桃也さんが『もし同じ立場だったら駄々捏ねる』とか...キスの事とか聞きました」
「それって妬いて欲しいって事だったんじゃないの?」
え?
「そんな風には聞えませんでした」
足が一瞬止まる。妬く...そんなありえない。