この恋のとろける温もりを感じたい
「素敵ですね...」
「ありがとう。この店は祖父から貰い受けた物なんだ、どうぞ中へ入って」
王子様は、そう言って繋いでた手を離すと、お店のドアを開け私を中へ招いた。
中に入ると目に飛び込んで来たのは、黒と白で統一されたモダンな作り、そして壁に飾られた絵画。
天井は高く吹き抜けになっていて目の前には豪華な長方形のテーブルにゆったりと座れるスエード調の薄紫のソファ-
見ているだけで、うっとりしてしまう。