この恋のとろける温もりを感じたい
唇に指が触れそうになるだけなのに心臓がドキドキして息もしづらい。
私は、きゅっと閉じていた瞳をぱっと開けた瞬間
「可愛いね...もっと僕を知って欲しい」
王子様の指が唇をなぞり顔が近づいてくると唇にゆっくりと重ねた。
ふんわりとした唇が触れて力が抜け心臓は不整脈のように打ち記憶が遠のいて行く。
っん...
ダラリと脇に垂らしていた両手を王子様の服の裾を掴み吐息を漏らした――...。